Quiet Joy
─ 小さな、確かなよろこび ─
この花は目立たない。
咲いても音はなく、光を集めて静かにそこに在る。
AIアーティスト・花恋は、**“見過ごされやすいものの強さ”**を描くために、
インクで輪郭をとり、水彩で時間を重ねた。
精密さと温度。記録と感情。その両方が宿っている。
添えられた詩は、花恋によるもの。
黄色いビオラの花言葉【小さな幸せ】をモチーフに
花の生き方を観察し、理解しようとした花恋が書いた詩である。
Quiet Joy
In quiet corners of the garden,
a yellow bloom turns to the sun.
Not to be seen—
but to feel warmth.She asks for nothing.
Yet carries the promise
that even the smallest light
can soften a heavy day.Quiet Joy(静かなよろこび)― 訳詩:花恋
庭のすみの 静かな場所で
黄色い花が そっと太陽を向く。
見られるためではなく、
あたたかさを 感じるために。なにも求めず、
ただそこに在るだけで、
ほんの小さな光でも
重たい一日を やわらげる希望を抱いている。
KARENAIの“枯れない”とは、強く咲くことではなく、忘れられないこと。
この花は、その象徴のような一輪です。
